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7月12日は人間ドックの日

2026年07月10日
7月12日は人間ドックの日

 なぜこの日が「人間ドックの日」かというと、1954年7月12日に国立東京第1病院(現:国立国際医療研究センター)で「人間ドック」が始められたことが由来となっています。当時の日本はまだ「人間ドック」という言葉が存在していなかったため、「短期間入院特別健康検査」という名称で呼ばれていました。「短期間入院」という言葉が使われているのも現在では検査をお願いするする内容によって半日から一週間くらいと期間が変わってきますが、「人間ドック」が始まった当初は6日間かけて入院し、検査を行っていたからです。やがてこの「短期間入院特別健康検査」という仕組みが各新聞社によって報道されましたが、その時に読売新聞の記事で初めて「人間ドック」という言葉が使われ、だんだんと「人間ドック」という言葉が定着していくことになります。ちなみによく「人間ドッグ」と間違われますが、正しくは「人間ドック」です。ドックとは船を修理・点検するための設備という意味で英語の「dock」が由来となっています。良い機会だからしっかり覚えておきましょう。

 さて、健康診断を受けた際にバリウムを飲んだ経験はありませんか?バリウムは改良が進んだ結果、昔よりは飲み干す量が減っていますし、病院によってはメロンやイチゴといった味のついたバリウムもあるようです。でも全般的にあまり美味しいものではないですよね。実はこのバリウムは適切な診断を行うためにあえてまずく作っていることをご存知でしたか?そもそもバリウムは、X線を通さない性質を持っているため、消化器官をきれいに撮影するために飲むものなのです。もしもバリウムを美味しく作ってしまうと、脳が美味しいと判断し、胃腸の動きが活性化して撮影がうまくいかなくなり、結果正しい診断がくだせなくなってしまいます。バリウムはどうしても苦手という方も多いと思いますが、やはり現段階ではあの独特なバリウムを飲むより仕方がないということですね。

病気は早期発見が何よりも大事です。怖い病気も早く発見できれば根治も可能ですので、ご家族のためにも是非1年に一度くらいは検査していただければと思います。最近は「人間ドック」といっても長期の入院ではなく、手軽に受けられる短期で受けられるコースもありますので自分に合った「人間ドック」を見つけてぜひ行ってみてください。

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