家づくりのコツ

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ままここっと
Vol.12

体感できる建物見学の重要性

予約制見学会の良さとは?
家は人生の中で最も永く居る空間。だからこそ、納得のいく住まいにしたいですよね。では、どうしたら失敗しない家づくりができるのでしょうか?その答えは、じっくり建物見学をすることです。
見学の際は、事前予約がおすすめ。予約していれば専門スタッフが対応しますので、確認したいポイントや、プロの目から見た細かなアドバイスを受けることができ、家づくりの本質を相談できます。また、コロナ禍では複数の人との接触を避けられるメリットもあります。
「予約しての見学は、ハードルが高くて…」、と躊躇される方もいるかもしれませんが、見学=契約ではないので安心してください。それよりも「参考までに見るだけだから」と、説明を受けずにササッと見て回る方が危険です。モデルハウスにはオシャレなインテリアや照明、ハイスペックな機器などがそろっていますので、ついつい真新しいものに惑わされてしまいます。替えの利くものより、簡単に買い替えられない構造や間取り、素材をチェックしてほしいのです。
空気感をチェック実邸見学も積極的に!
見学のポイントは「住む」というイメージを持って回ることです。たまに出かけるレストランであれば「映える」空間が好まれますが、日々の暮らしの中では家族にあった空気感が大切です。その家に居ると、「なんとなく落ち着く」「居心地がいい」「いくら居ても飽きない」など、心にピンと来るものを大切にしてほしいと思います。肌に触れる素材や、ストレスなく使える動線、家が放つ空気など、自分の五感を満たす空気感を見つけたいですね。
それには、実邸(お客様の建物)見学が一番参考になります。間取りやデザイン、インテリアが異なっても、そのメーカーがつくりだす空気感は同じです。複数の実邸を見学してみて、「やっぱりいいな」と思えれば、実際に建てても後悔は生まれないはずです。
※この記事は「子育て情報誌 ままここっと2020年秋号10/1発行」にも掲載されました。