家づくりのコツ

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ままここっと
Vol.7

20〜30代夫婦の愉快な家づくり

暮らしながら家を完成させていくという発想
20~30代の若いご夫婦の家づくりで覚えておいてほしいのは、入居するまでに、すべてを完璧に整えようと思わないこと。特に、家具、植栽、外構などは暮らしながら、徐々にそろえたり、つくり上げていくことがおすすめです。
例えば、リビングに置くソファ。庭の景観を愉しめる高さのソファは住んでみないと選ぶことができません。植栽の場所も、実際に暮らしてみて、「ここを外から目隠ししたい」というところに植えるのが理想的です。
また、今、私たちを取り巻く環境はめまぐるしく変化しています。10年前、ネットを使うにはLANケーブルが必要で、今のように無線LANで通じる時代が来るなど、想像もできませんでした。思い切って最新設備を整えても、数年後にはもっと便利で高性能な設備が登場するのです。そのため、家は、なるべくシンプルかつアナログでありたいもの。機械に頼り過ぎると、災害時に対応できなくなる可能性があります。
コンクスハウジングが7月に発売する新しい住宅「愉快」には、若いご夫婦に向けたそんなメッセージをいたるところに散りばめています。
こだわりの間取りとエコな装備
「愉快」の間取りは、1階はとことん家事動線にこだわり、2階は20~30年後の将来を考えて遊び空間を設けています。
例えば、玄関には2つの扉があり、1つはリビングへ通じる扉。普段の出入りや来客はこちらの扉を使います。もう1つはパントリーを通って、キッチンへつながる扉。大量に買物をしてきても、すぐにパントリーに収められるので、家の中が散らかりません。
2階の子ども部屋は将来的に仕切りをつけて2部屋にできるよう設計し、タラップで上るロフトも設置しました。子どもが幼いころは、タラップは使用せず、成長とともに、ロフトを寝る空間にしたり、読書スペースにしたり……。将来、子どもが巣立っていったら、夫婦が趣味の空間として使うのもいいでしょう。
そのほか、「愉快」には自然エネルギーを利用したエコな装備を整え、光熱費を抑える工夫も盛りだくさん。その心地よさはぜひ一度、現地で体験してほしいと思います。
※この記事は「子育て情報誌 ままここっと2019年春号」にも掲載されました。