家づくりのコツ

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ままここっと
Vol.01

子供の才能を伸ばす空間

コミュニケーション力を磨く場所は?
マイホームを考える人の大半は、「子どもができてアパートが手狭になった」「子ども部屋を用意してあげたい」など、“子ども”がキーワードになっているのではないでしょうか。でも、間違えてはいけないのは、子ども用に大きく快適な部屋をつくり、テレビなどの娯楽まで配置し、その空間にこもらせてしまうこと。子どもの社会性が失われることにつながります。
私が提案したいのは家の中に、「親子で会話ができる場所をしっかりとつくること」。それにはダイニングが適していると思います。園や小学校から子どもが帰ってきたとき、ママやパパが料理や家事をしながら、「今日は園(学校)で何があったの?」と会話しやすい場所がダイニングです。
小学生までは、ダイニングで勉強させることもおすすめ。時々、ママやパパが勉強を見てあげるのもいいですね。そのため、ダイニングの近くにランドセルや園児バッグを置ける収納空間をつくると良いでしょう。
立派な子供部屋よりも小さなベットルーム
注意したいのは「光」。ダイニングの照明は通常、食べ物が美味しく見える暖色系に設定されていますが、勉強するには蛍光色が適しています。今は光の種類を切り替えられる照明があるので、それを利用するといいですね。
小学生までは勉強はダイニングで、中学生以降は2階のホールにカウンターデスクを配置し、兄弟姉妹と一緒に勉強するスタイルが理想的だと思います。ホールですから、階下からの声も耳に入ってきます。でも、そうした環境の方が、一人で個室にこもって勉強するよりも断然、集中力が養われるのです。集中力が高い子どもは何事に対しても頑張りが効きます。
つまり、子どもの才能を伸ばしたいと考えたら、マイホームに立派な子ども部屋は不要ということ。子どものためには小さな寝室があれば良いのです。
※この記事は「子育て情報誌 ままここっと 2017年春号」にも掲載されました。