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全棟で実施している「気密測定」

今回は当社が全棟で実施している「気密測定」についてご紹介します。
現在、多くのハウスメーカーで「高気密・高断熱」を住宅のメリットに掲げていますが、実際に気密測定を行っているのは少数の工務店であることをご存じでしょうか。
当社ではよりお施主様に安心いただく意味でも、気密測定を行い、その結果をご報告しています。

そもそも本当にスキマがない家かどうかは、気密測定をしないと分からないもの。
机上の計算はあくまで想定でしかありません。
コンクスハウジングでは「高断熱・高気密」と謳う家なら気密測定をすることが必須条件であると考え、全棟でUA値0.48以下・C値0.5以下を示す快適な住宅を提供しています。

高気密・高断熱な住宅のメリットは、室内の温度差が少なくなり、快適性の向上が図れる点にあります。
冬の寒い日はコートやダウンジャケットを着ますよね?
いくらコートやダウンジャケットを着ていても、ファスナーを開けていれば寒いですよね。
しっかりとスキマをなくすことで、気密が高くなり、寒さを感じにくいという例です。
裏を返せば、いくら断熱性の高い住宅を建てても、気密性が低ければファスナーを開けたダウンジャケット同様、寒い住宅になってしまいます。
住宅の気密処理は表面的に見えない部分で行われることでもありますので、当社では外部の気密測定業者さんに依頼して全棟気密測定を行なっています

実際の気密測定は、吹付断熱やセルローズファイバーの充填が終わった段階で、写真のような大きい専用の機器を用いて行われます。
大きなファンで家の中の空気を抜いてしまうようなイメージで、気密性が低い値を示した場合は、どこから空気が漏れているのか音で判断することができます。
実際にこの段階で修正を施すことはほぼないのですが、仮にあったとしても対応することが出来るため、家を作る私たちの目線でも必要な工程であると考えています。

今回は、確実によい品質の家を提供するためにコンクスハウジングが行っている取り組みをご紹介しました。