ZEHへの取り組み
ZEH(ゼッチ)(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは
外皮(屋根・壁・基礎)の断熱性能の大幅な向上と、高効率な設備・システムの導入により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネを実現し(省エネ基準比20%以上)、その上で再生可能エネルギー(太陽光発電)を導入して、年間の一次エネルギー収支をゼロとすることを目指した住宅をZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)といいます。
経済産業省では、お得で快適な生活を実現するZEHの普及を目指し各種政策に取り組んでいます。
その結果、2020年のハウスメーカーが新築する注文戸建住宅においては、約56%がZEHとなりました。
2024年5月に閣議決定された第六次環境基本計画では、「現在及び将来の国民一人一人のウェルビーイング/高い生活の質」の実現が政策目標として掲げられており、住宅の省エネ化・省CO2化によってもたらされるエネルギーの自給自足による災害時のレジリエンス(台風や地震等、災害の発生に伴う停電時には太陽光発電や蓄電池を活用し、非常時でも安心な生活を送ること)強化やエネルギー価格高騰への対策、断熱性能向上によるヒートショック対策は、目標達成に大きく寄与するものと考えられます。
参照:
●環境省
地球温暖化対策計画
●経済産業省資源エネルギー庁
エネルギー基本計画について
ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)に関する情報公開について

コンクスハウジングの実績と目標
ZEH住宅の建築にあたっては補助金が交付されます。ただし、「ZEHビルダー」に登録されているハウスメーカー、工務店に限ります。
ZEHの普及に向けた政府目標の達成に向けた資源エネルギー庁の取り組みにおいて、2020年度の供給実績に応じての目標を宣言・公表した業者は、ZEHビルダーとして登録が可能となります。コンクスハウジングでもZEHの取り組みを開始し、ZEHビルダーに登録することになりました。
コンクスハウジングのNearly ZEHを含むZEH達成実績と、2025年度の普及目標は以下の通りです。
(※「Nearly ZEH」とは、概ねゼロエネルギーである住宅のこと)
新築実績
| 年度 | 達成率 |
|---|---|
| 2020 | 15% |
| 2021 | 15% |
| 2022 | 35% |
| 2023 | 25% |
| 2024 | 50% |
新築目標
| 年度 | 達成率 |
|---|---|
| 2025 | 50% |

ZEHの周知、普及に向けた具体策
コンクスハウジングは極力機械に頼らず、太陽と風という自然エネルギーで心地よさを実現する「パッシブデザイン」を核として家づくりを進めております。設計の段階でのプラン計画を基に、外皮(屋根・壁・基礎)の断熱性を高め、エアコン等高効率な設備を使用することにより、エネルギーが削減され、その結果省エネで快適な建物となり、健康に過ごせることに繋がります。
コンクスハウジングの家づくりのコンセプトの延長上に、「創エネルギー」である太陽光発電を加味することによって、最終的に正味エネルギーを「0」にするZEH仕様により「健康長寿社会の実現」が可能になることや、「環境に配慮した建物」になるということを周知、普及に向けた取り組みとしたいと考えます。
モデルハウスを拠点として、ホームページ上やラジオ放送、住宅情報誌等の媒体をフル活用し、周辺地域にZEH住宅の完成見学会を定期的に開催していきます。その中で、ZEHとZEH以外の住宅の性能の違いを明確に掲示するとともに、お客様によってZEH住宅に住むことのメリットを理解していただく環境を作っていきます。

取り組みについての詳細は弊社スタッフまでお尋ねください。