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10月17日は上水道の日

10月17日は「上水道の日」

1887年10月17日に横浜で日本初の近代水道の給水が開始されたことが由来で「上水道の日」となりました。近代水道とは川などから取り入れた水をろ過し、圧力を利用して鉄パイプなどで給水し、いつでも使うことのできる水道のことです。

日本初の近代水道はイギリス人技師のヘンロ・スペンサー・パーマーという人物の指導のもと行われました。横浜の市街地への給水は相模川から野毛山の貯水地へ引水して行われていたそうです。2017年には近代水道が創設されて130年周年を記念して、水道管の工事現場見学会が開催されました。
私たちは普段から蛇口をひねれば水が出てくることが当たり前だと思っていますが、実はとてもありがたいことなのです。地球上に存在している水資源のうち、人間が生活用水として利用できる水はなんと全体の0.08%しかないのですから。
地球の75%は水で覆われていることから簡単に生活用水が手に入りそうですが、97.5%は海で残りの2.5%しか真水はありません。そして、真水のうち70%は氷であって、残りの30%も地下水となっています。
更に、利用できる地下水のうち汚染されていない真水は1%以下しかなく、そのほとんどが農業用や工業用として使われています。これら全てを差し引いて残った0.08%が生活用水なのですが、実は貴重なものだということがわかります。

ここでひとつ雑学、軟水と硬水の違いとは何でしょう?
スーパーやコンビニで市販されている水にも「軟水」や「硬水」。人によっては「軟水の方が好き」なんて人もいますが、そもそも「軟水」と「硬水」の何が違うのかをご存じでしょうか?
軟水と硬水の違いは硬度の違い、硬度とはお水1Lあたりのカルシウムやマグネシウムなどのミネラルの含有量です。ミネラルが豊富に含まれていれば硬水となり、ミネラルが少ないものは軟水となります。日本でよく飲まれているのは軟水の方で、一般的には口当たりがよく飲みやすいのが特徴で、マグネシウムが少ない分お腹にやさしく赤ちゃんや小さなお子様も安心して飲むことができます。逆に硬水の方が高度が高いことからのど越しなどは悪くなってしまいますが、軟水よりも飲みごたえの感じる水となっていますが結石のリスクが高まるのと胃腸の弱い人はお腹が緩くなってしまうことがあるので注意。
いずれにしても水は大切な資源ですので普段から無駄遣いせずに使うことを心がけたいものですね。