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漆喰の壁とビニールクロスの壁、どう違う?

当社では基本的に壁は漆喰を塗り、水廻りにはビニールクロスを貼るようにしています。漆喰のほうがやはりコストはかかってしまいますが、それ以上のメリットやおすすめポイントがたくさんあるからです。今回は、漆喰の壁がビニールクロスの壁とどう違うかや、ポイントをお伝えします。

■有害物質を吸着・分解する

「新築のにおい!」と思われる独特のにおいは、実はビニールクロスのビニールのにおいや接着剤から放たれるものだったりします。アレルギーがある方やにおいに敏感な方は、この新築のにおいが苦手な方も多いです。漆喰は自然素材なので、化学物質による室内空気汚染はほとんどなく、逆にシックハウスの発生原因となる揮発性物質を吸着・分解してくれます。もちろん、独特の化学的なにおいもありません。

■調湿効果がある

ビニールクロスはまさにビニールでできていますので、湿度を吸収・放出したりしません。そのため、ビニールクロスで覆われた室内空間はビニールで包まれたビニールハウスのようなもの。湿気がこもり、結露が起きやすい状態になります。一方、漆喰は調湿作用があります。余分な水分を吸収し、逆に湿度が低くなると水分を放出してくれます。人体にとって良いのはもちろんのこと、家にとっても結露のリスクを減らせるのは大きなメリットです。

■色褪せなどの経年変化が少ない

ビニールクロスは帯電するため、静電気で埃などが付きやすくなります。そのため、天井の四隅などが少しずつ黒ずんでくるのはよく見られるケースです。また、年数が経つと継ぎ目が浮いたり剥がれたりしてきます。一方、漆喰は自然素材なので静電気が発生せず埃が付着しにくいのもメリット。ちょっとした汚れは水をつけたハケなどで擦れば落ちますし、ヤスリで削って落とすこともできます。

デメリットとして、漆喰の壁はぶつけると傷になってしまうことがありますが、部分的に自分で漆喰を塗って補修することができます。当社では、お引渡時に漆喰の粉をお渡ししており、塗り方などもお伝えしています。ビニールクロスは面で補修しなければなりませんが、漆喰は部分補修ができるのも魅力です。「まずは漆喰の空間の心地良さを体感したい」という方は、ぜひ当社のモデルハウスにお越しください♪